みなιリ - マソ日記乙

I'm Just A Simple madness man

大酔侠(1966年香港)

  • BSで放映された録画を見る。
  • 物語は総督府の息子(長官)が賊に襲われるところから始まる。賊はつかまっている首領と長官の人質交換を要求するが、長官を救出するため、首領を捕まえた女剣士“金のツバメ”(長官の妹)が活躍する。
  • なぜか事情を知っている、酔猫(武術の達人“酔侠”)と出会う。金のツバメは酔猫に助けを求めて、人質交換をする際に長官と首領の両方を奪還する事に成功する。
  • リャオコン大師という酔侠のかつてに兄弟子で、師匠殺しの犯人でもあるらしい。この一派は”青竹派”と呼ばれ、頂点に立つものは”竹ざお”を代々受け継いでいる。それが酔猫がいつももっていた竹ざお。
  • 2/3ほど物語が進んでから”総督府vs賊”の話から”青竹派の内輪もめ”の話に脈略もなくシフトしていく。
  • 青竹派の技の一つに消火器が消化剤を放出するかのように掌から空気?を噴出し、相手を吹き飛ばす技がある。岩を砕く事はできるが、熱いとか、溶けるような事はない。リャオコン大師と酔猫の戦いではこの技が意外と連発する。
  • リャオコン大使は酔猫に竹ざおで心臓を一突きに、吹き出た血が酔猫の目にヒットして目を拭うシーンがあるがこれまた可笑しい。
  • 最後、総督府の行列とリャオコン大師と賊に寺を乗っ取られていたお坊さんがお互いお辞儀して終わる。
  • 部屋の外で話を盗み聞きしていた人に針を投げたら、実はお寺の小坊主で針が目に刺さって、可哀想だから楽にしてやれとかで殺してしまうし、残酷な事も多い。
  • 人が池に落ちるシーンが何度かあるんだけど、水しぶきが上がる方向が逆だと思う。
  • なんだかなぁ(阿藤快風)と思いながらも、これぞカンフー映画というのに出会えてBSカンフー映画特集万歳ってところだ。

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