- もて王サーガ
- バンテッドキースのちょこちょこしたツッコミがいい味を出している。12/2コミックス発売。
- 自称ナイスガイ
- この下手さ加減がカッコイイ!かあちゃん(と呼ぶのが相応しい)もグラサンかけてるのか。
- こちら葛飾区亀有公園前派出所
- 貧乏人(両津・本田)vs金持ち(秋本・中川)で100均ネタ。中川のカルチャーショックぶりがわざとらしすぎて無理がある。なんというか、両さん自身も貧乏から脱出した匂いがしててハングリーさが感じられず、綺麗にまとまっている。
- 初期(昭和)の両津はタバコ、ギャンブルとギラギラした野生児だった。中川も拳銃をぶっぱなしたり、金持ちぶりを自慢したりとニヒルでキザだった。当時、作者自身(山上たつひこのペンネーム時代)もハングリーで、それが作品に反映されていたのでは?と思う。図柄の荒々しさが両さんのキャラとマッチしていた。
- 第一巻なんか70年代の香りを感じることができる。フォークソングが似合う。
- 20年も経てばしかたないけど、作者も豊かになるにつれ、作品も上品になっていったと思う。マンネリ脱却のため、いろんなサイドキャラを登場させたり、両さんが神田寿司のイチローになってみたりと、原点からかけ離れた状態になっていた。親友の戸塚が消え、最近、寺井も見かけなくなって寂しい限り。