みなιリ - マソ日記乙

I'm Just A Simple madness man

60歳のラブレター@丸の内ピカデリー

  • 劇場へ向かうエレベータではそれなりのお年の夫婦が結構乗っていて、イチャついている夫婦もいたり。
  • 客の入りは会場キャパの1/3くらい。ガラガラと言って良いかな。客層もやはり定年間際のカップルが多い印象。
  • 橘孝平(中村雅俊)と橘ちひろ(原田美枝子)の熟年離婚から話がスタートする。この二人に、娘カップル(内田朝陽、星野真理)近所の魚屋の夫婦(イッセー尾形綾戸智恵)、独身同士(井上順、戸田恵子)が絡んでいる。
  • 孝平が定年を迎えた日、まっすぐ帰った先は愛人の夏美(原沙知絵)のマンション。橘夫妻が離婚し、それぞれの人が絡んでくる。
  • 独身になったちひろは麗子(戸田恵子)のお手伝いの仕事がきっかけで、専業主婦だった人生から一転して、明るく楽しいものとなる。ベストセラー作家(石黒賢)にパーティで見初められる。
  • 孝平は愛人の夏美の会社に共同経営者として就職するも、うまく行かず辞めてしまう。行き詰っている所に、30年前新婚旅行で四国に行ったときに写真館で記念撮影し、60歳へのラブレターを書いたものが届けられる。それを読んで家族を省みない孝平が会心し、ちひろと本気で向かい合うようになる。
    • 共同経営者って簡単に辞められるんかいな?
  • タイトルにあるラブレターはいつ絡んでくるのかと思いきや、麻生とちひろが北海道へラベンダー畑を見に行く旅行にでたが、時期ハズレでラベンダーは無かったが、画家志望だった孝平が先回りをしていて、自分が描いたラベンダー畑の絵を畑に掲げた。30年前のラブレターの返事を読んだちひろは、孝平とやり直す事を決める。
  • これ、よく考えると、愛人を作ってやりたい放題やってきた孝平を、すんなりと許してしまうちひろも甘くなかろうか?
    • 一言でいうと”浮気男の謝罪”か。