北海道旭川市出身で高校を卒業後、地元の陸上自衛隊に六年間在籍。その後、同市内を中心に仕事を転々とした。生活費の穴埋めで、消費者金融から借りた百六十万円の返済に困り故郷から逃げた。
- 派遣切り云々ではなく、この時点で終わってるじゃん。生活費に穴をあけてまで何にお金を使ったのか。
三菱ふそうでは、車体の組み立てに従事した。トラックの部品は、一つ一つが巨大で重い。体力的にはしんどかったが、プラモデルを作る感覚で楽しんだ。
- そういうお気楽な感覚で仕事して、衣住食がそろってりゃ、就活なんてする気は起きない。
職場の環境も良く、休日には、正社員らと一緒にパチンコに行ったり飲みに出たり。今までで一番楽しい職場だった。
「この日々がずっと続くと思っていました。何の根拠もなかったわけですが」
- カイジの漫画に出てきそうだな。みんなでワイワイやったら、そりゃあ楽しいネ！！
- ポスドク時代、年度末の研究室の飲み会はある意味しんどかった。学生は全員就職して出て行くのに、次年度も自分はフリーター同様の先の見えない身分確定だったからね。
一月三十一日に退寮を迫られたとき、手持ちは一万円しかなかった。その金も漫画喫茶で寝泊まりしていたら三日でなくなった。
- 飲みとパチンコと？？？で全部使ってたんだな。本当に危機感ゼロだったというより、足りない生活費を借金で補っていた前科があるから、お金の管理なんて到底無理だな。
- 人を雇うときは、最初から正規ではなく期限付きで雇って見極める必要があるという見本。
- 自分は数年間のお試し期間の真っ只中。
- それにしても、こういう類の記事はなぜにこんなにも香ばしいのか。
- そういえば、派遣社員は新しいライフスタイルみたいな広告を、昔はよく見かけたような気がする。これがそのライフスタイルの成れの果てか。
