みなιリ - マソ日記乙

I'm Just A Simple madness man

AM

  • 08:15、251。
    • やっと座れたと思ってほっとしていると、ふわっと嗅ぎなれたスメルが漂ってきて、しかもどんどん濃くなってくる。右隣の女性は怪訝そうな表情をしている。もしかしたら、女性は自分が犯人ではないかと疑っているかもしれない。”自分じゃないですよ”と言わんばかりに辺りをキョロキョロしてみたり。高度な心理戦を展開。今、我々は見えない敵に襲われている。左隣りのおっさんのスタンド、『ザ・スカンク』の攻撃。スタンド使いでさえ実体を見ることも攻撃することもできない。閉鎖系で最も威力を発揮するスタンド。相手の精神を攻撃する厄介なタイプだ。スタンド本体という概念はなく、場合によっては何体もくり出すことができる。しかし、開放系での攻撃力は皆無だ。万が一、具現化した本体が現れたならば、それはスタンド使い本人の社会的死を意味する。我々はなすすべもなく、呼吸を止めてスタンド攻撃の勢いが静まるのをじっと待つしかない。
  • 09:00、来客α。持ってきた学生と話していても、先生の意図していることが伝わるかはまた別。自分が学生のころを思い出せば、同じようなことがあったなと懐かしみながらディスカッションする。
  • 観察。なかなか決まらない。これといった起点が見当たらない。