- シアターガッツの東京公演を観に行った。小屋はシアターモリエール@新宿。
- やや迷いながらも12:15について、受付をしても時間が余ったので南口をウロウロした。かのや南口店を発見。西口店に無い”かまあげうどん”がメニューにあった。なかなか繁盛している様子だ。
- 開場と同時に入った。15分ほどで満席になった。150人くらいはいそう。
- 駅前広場に集まるストリートミュージシャンと、駅前再開発を絡めた人情話だった。
- ツカミは歌というより、漫談っぽくてやや政治批判的で微妙な笑いだったので、どうなるかと冷や冷やしたが、ちゃんとガッツワールドにシフトしていった。
- お笑いもガッツらしいといえば、ガッツらしいんだけど、フォークソングということを考えるといいのかと納得できた。
- この話は人間関係が良く練られていたと思った。メドゥーサ様が引きこもりで、再開発事業を請け負う地元業者の社長の息子だったり、その親がスコップとでぶえだったり。
- ハチ先輩もそうだけど、どの芝居でも役者さんの個性と役柄がいつもマッチしている。当たり前だよな。
- 場面転換も効果的だった。ここ何回かガッツを見ている中で、非常に工夫されていて無理無くストーリーが運んでいたように思えた。
- 本職のパシフィックのメンバーの歌と演奏は圧巻だった。ライブをこんなに間近で見たことが無かったので、音のでかさに驚いた。
- テル役の人は後から知ったんだけど、本職はミュージシャンで今回のストリートミュージシャンの役がマッチしていた。ギターと歌の上手い役者さんだと思っていた。
- ベース好きもあって、たんたんとベースを弾くスターマンが最後まで気になって仕方なかった。
- 落ちはベタベタなガッツらしい落ちだけど、本当に楽しかった。演出の一環だけど全員総立ちで大月山ジャンボリーの歌を歌って、出演者紹介後もアンコール?で歌って盛り上がった。こんなに楽しい思いをしたのは久しぶりかも。
- 帰り、南口広場にエレキギターを弾いている人がいた。そういう劇を見た後だけに、少し聞いてから帰った。
- 最初、ハチ先輩があんぱんの歌を歌っていた。”あんぱんが大好き〜”みたいな歌詞で、”あんぱん=シンナー”を思い浮かべてしまった。
- 11月に来たときも観よう。